ところ ゆるびの舎
とき  平成19年6月24日
活 動 報 告
噺の会じゅげむ 定期公演
第22回ふれあい寄席
 梅雨入り後の日曜。
 朝から時折雨が降るせいもあり、「暑いけど冷房入ってるん?」って。入ってても体を動かすだけで汗が出てきます。
 この頃から浴衣するかどうか迷うんですよね。
 今回は小桃さんに、寄席案内をボードに書いてもらってます。
 何の花かって?分からないなんて言ったら、怒られますよ。もちろん紫陽花です!
 今回は拾八さんの見台膝かくしを使います。コンパクトに折りたためて、なかなか勝手が良いです。
 まだ新品同様ですが、うちでは上方落語でも使われることがあまり無くて、。
 小桃さんに受付をしてもらってます。常連の方もぞくぞくお越しです。。
 
 うちの女性3人揃うこと、最近少ないですね。
 トップは私の「茗荷宿」です。
 出囃子は「野崎」で出てみました。どこかで拾八さんが見てるようで、なぜか緊張してしまいました。
 夏物の着物を新調しました、涼しげでしょう?手入れは浴衣より気は使いますが、、
 かずのこさんの「阿弥陀池」
 知人にかつがれ悔しがり、今度はだれかをかつごうと知人の家に行き失敗、、落語に出てくる粗忽ものの典型です。
 関西の地名を使った箇所があるので、岡山のお客さんには少しわかりにくところもあったかも知れませんが、温かく(?)きいてくださっていました。
 黒紋付の羽織でやや緊張ぎみの廣加郎さんと、リラックスしているじゅげむ半被姿の小桃さん。
 廣加郎さんの「千早振る」
 「千早振る」の和歌を落語の前に解説をしました。おかげさまで、落語の方はよく反応していただけました。
 登場人物二人はまさに落語国の住人です。無学で単純な職人と半可通の旦那の珍解釈がいいですね。愛すべき人物です。
 お父さんの黒紋付羽織を着てのはずでしたが、袖丈が短くて断念したそうです。 

 浩輔さんは今回「落語講座」に受講されました。高座姿を見れる日も近いのでは。
 お茶子さんの小桃さん、今日は大忙しで大変でした。
 今回に関しては、もっと見台膝かくしを使ってもらいたかったですね!
 本日は38名のお客さまをお迎えしました。次回の8月もこちらです!
 トリは凡々さんの「寝床」
 長年の夢だった「文楽の寝床」緊張しまくりました。上方も江戸もやらせてもらえるのは 有難いことです.との本人の弁。
 終えた後、拾八さんの「ひとり酒盛り」をメンバーで観ました。マクラで名前の由来などから爆笑を誘うあたり、懐かしさとちょっぴりの悲しさが、、。
 拾八さんの笑顔は、永遠にじゅげむのメンバーの心に残ることでしょう!
 いつもの打ち上げ風景です。
 奥には同志社落研出身の横田さんも寄席に見えられました。凡々さんとご近所で顔見知りだそうで、今日会って「まさか落語で繋がっているとは思ってもみなかった」と。
 前日に落語講座もスタートを切ったばかりではありますが、落語の輪が広がるのは嬉しい限りです。
 この調子で暑い夏を乗り切りましょう。