ところ ゆるびの舎
とき  平成22年12月12日
活 動 報 告
噺の会じゅげむ 定期公演
第41回ふれあい寄席
 今回は高座の作り方を変え広くとりました、といっても単に机の片付けをしなくて済むので、このカタチに決まりました。
 結太さんはこの着物姿に帽子のいでたちで乗り物に乗って来られ、岡山ではちょっと浮いてたのでは。「目を合わせてくれなかった」とか。
 演者5人のみなので、全てをやらなければなりません。
 トップは廣加郎さんの「笑いと健康」(創作)。
 持ち時間を15分と言いながら30分を越えて、充分に高座に耐えうるだけの体力が回復したのでは、と思わせる出来でした。
 もう胃ガンや胃潰瘍、それに糖尿病などメタボになる心配が無い健康体に戻られたと。
 2番目は式部さんの「代書屋」。
 履歴書を書いてもらうためにやって来た松本寅次郎、女郎買いや大食いの会で新聞に載ったことまでも話し出す始末。
 昔なつかしい梶谷のシガーフライを入れるところは式部さんらしさが、あ〜久しぶりに食べたい。
 お次はめじろの「代脈」。
 26日には小倉出張所に呼ばれてるので、その高座が年内最後に。
 師走に入ると何となく気ぜわしく感じられますね!
 緊張ぎみなのか、それともネタをくっているのか。なかなかお似合いですね。
 中入り後は結太さんの「寿限無」
 (結婚行進曲がながれ)「新郎新婦のご入場です]
 「本日誕生したカップルの名は新郎が、杉田寿限無〜新婦がアンベルザセシリア〜」。その新郎の名前のいわれを語る訳ですが、、、
 出囃子がらしくない式場で流れてる荘厳な曲で始まり、「ご入場です」と言った瞬間に後ろを皆が振り返ったりなんかして、一風変わった寿限無でした。
 今日のとりは凡々さんの「はてなの茶碗」。
 清水寺の音羽の滝の茶店で、行灯の油を売り歩いてる油屋、こんなところでアブラ売ってても一文にもならん、と腰をあげたついでに茶店の主人にある茶碗を分けてもらおうとするのだが、、、
 トリにふさわしい、なかなか良い落ち着いた出来だったと思います。
 今年最後の定例の寄席も、無事に終えることができました。凡々さん結太さんは年末年始、円陣さんの会に出られるとか。
 何にもまして皆が健康で、寄席に無事に顔をあわせられることが一番だと感じられました。