ところ 八角園舎
とき 平成21年1月18日
噺の会じゅげむ 定期公演
活 動 報 告
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いつも正面から撮っていますが、反対側から見た八角園舎の姿です。 真ん中が会場のホール。扉を開け放って、いつも道具の出し入れをしています。むかって右側の部屋が展示室、左側の部屋が絵本部屋(我々の控え室になる所)です。 |
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今回は恋生さんが久々の出演、出番のない式部さんも手伝いに来ていますので、・・・ということは?受験でお休みの剣助さんを除く、フルメンバーが揃ってる!!! 早々とセッティングを終え、皆いろんな組合せで談笑していました♪ |
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明る〜い。高座から見た客席の様子です。お客様が入ってくる所も、図書館帰りに窓から覗いて行かれる方の顔も、よーくわかりますね。 |
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本日の受付嬢は、恋生さんの奥様。 この後、プログラム+ちらし、のセットがずらりと机上に行儀よく並んでいました(几帳面!)。右にあるのは特技であるフラワーアレンジメントの作品。花器も和風なアレンジで、受付が華やかになりますね。 |
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この二人は、“篠笛と能管の違いについて”話していました。特に能管は篠笛よりも音の出し方といい、譜といい格段難しく、やっている人も少ないそうです。でもプロの会に行き、あのピーッという澄んだ音色を聞くと、“生下座っていいな”と思いますよね。 |
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見て下さい、この満面の笑み! なんと恋生さんは、一年ぶりの高座になるそうです。岡山に再赴任してからというもの、休みも出勤することが多く、出演の順番に組み込めない状況でしたが、少し落ち着いた今年はもっと落語が出来そうです。 |
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いつもその場で決まるのが、その日の前説担当。今日は紫亭式部さんでした。 手にしているのは、八角寄席に初めて届いた祝電。記念の会でもないのに誰からだろうと皆で言っていると、国会議員A様からでした!私たちの寄席も有名になったもんだ! |
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楽屋の様子です。 出囃子のどの辺りで出ればいいのかわからない、と凡々さんはよく言ってますが、まだ自分の出囃子を決めていない浩輔さんに新しい曲で出てもらったら、バッチリ曲の終わりに合うように座っていました。三味線弾くのもその日の気分でテンポが変わるから、そんなもんですよ・・・。 |
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さあ開演です。最初は、笑皆亭凡々さんの『孝行糖』です。 久しぶりの江戸落語ですね。今日は、いつも来てくれている三代目桃助君以外にも小学生が多かったのですが、「孝行糖、孝行糖〜」の売り声以外の会話の部分でも非常によく笑ってくれていました。凡々さんの奥様も来られ、打ち上げも参加されたので、まるで新年会のようです。 |
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二番手は、備中亭浩輔さん。『落選確実』、三遊亭歌武蔵さんの創作です。 立候補した先生は名前がまずく、笑顔が怖く、先生と握手すると手が恐ろしいことになり、とそれだけでも当選は難しいのですが、さらに落語家の応援がつき結果は・・・、という内容です。 浩輔さんも変則勤務の為出演日が限られるのですが、江戸上方問わずいろんな噺を聴いていて、自分で考えたクスグリも毎回入っています。 |
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中トリは、三田家恋生さん。演題は『元犬』です。 自分の仕事と夫婦の姿を描いたマクラから入り、ブランクを感じさせない落ち着いた高座でした。この噺も小学生さん達の食いつきがよく、奉公先に行ってからの“元犬ぶり”を発揮する箇所は、ずっと笑いっぱなしでした。 仕事の責任も量も増してくる年代です、日頃のストレスと疲れを解消するのは、やはり高座に上がることですよね☆彡 |
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中入り後は、世間亭廣加郎さん、『一目上り』です。 訪ねて行く先々で、一つずつ目が上がっていくこの噺は“九つ”まで続きますが、ほとんどの方が“七”で終えます。一月にふさわしい噺です。 廣加郎さんの年賀状は、昨年一年のことと共に、新しい年に“こんなことがしたい”という内容が書いてあり、例年確実にそれらを実現していっているようです。皆さんの、新年の抱負は何ですか? |
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新年初の主任は、讃岐家かずのこさん。演題は、『親子酒』です。 小桃さんによると、「これずっと前から練習してたよね」とのこと。毎回きっちりお稽古して高座にのぞむかずのこさんですが、この噺は人気があるため、「やろうかな」と思う時期に他の人がやっていて、タイミングをはかり今回やっとかけたネタなのです。 うどん屋と息子の場面が特に丁寧に演じられていて、外は雨で冷えていた会場も暖まる一席でした。 |
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今年初の寄席を終えて、主任のかずのこさんを中心に、最前列には小桃さん夫妻をお迎えして、スタッフ一同でパチリ! 春に剣助くんが復帰するのをの楽しみに! |