ところ 八角園舎

とき  平成21年3月15日

第19回はっかく寄席

噺の会じゅげむ 定期公演

活 動 報 告

 青い空が眩しい春の日曜、でも日陰に入ると3月らしくまだまだ寒い一日
 こちらが公園、左手がテニスコート、左奥が野球のグラウンド。
 机より高座を一段高くするには、何かと工夫が必要みたいですね。見台・膝隠しを使うときは要注意!
 出囃子のタイミングのため、ネタのオチを確認しているところです、持ち時間と終演時間の確認も欠かせませんね。
 恋生さんのネタが「真田小僧」から「宿屋の仇討ち」に急きょ変更に。
 恋生さんの奥様にはお花(フラワーアレンジメント)で受付を飾っていただき、女性らしいお気遣いに感謝いたします。
 トップはかずのこさんの「時うどん」です。
 うどん屋を巧みに騙し、小銭をかすめた奴。それををたまたま見かけた主人公が、おんなじよーにやり、儲けようとして失敗するとゆうお決まりの落ち。
 ひとりバージョンのこのネタは、なかなか演技力のいる、難しいネタでもしっかり笑いを取っていました。
 10人程で心細かった客席でしたが、開演後からお子様連れもいらして、受付も大忙し!
 2番目は式部さんの「上燗屋」。
 
 おい上燗屋、ここ に「上燗屋」と書いたぁるけど、こら何のこっちゃ?
 あつなし、ぬるなし、 ころ加減で上燗と申します。
 うッ……、どこが上燗ですか? ぬる燗ですよ、もっと熱してもらわな。
 
 酒ネタが似合うようになって来ましたね。
 中トリは私、めじろの「金明竹」。
 松尾芭蕉が詠んだ句の「古池や蛙飛こむ水のおと」を含む長い口上が特徴のこのネタ。上方弁をどこまで臭くやったら良いのか迷うところです。
 
 
 式部さんの娘さんやお孫さんもお出でいただいてたそうで、子供達の笑い声も演者にとって有難かったデス。
 お次は凡々さんの「まんじゅう怖い」。 
 
 これが 明日の山陽新聞にド〜ンと大きぃに出るぞ!おッ、わいら新聞に載るか?喜んでんねやあらへんがな。(これって式部さんへのヨイショ?)

 35年前、学生時代に覚えた枝雀さんのもので、今でもその時のノートがあるんでしょうか?
 ご本人は何度かかんで、、、と謙遜されてましたが。4月のふれあい寄席でリベンジされるそうです。
 本日の廣加郎さんは、裏方でお手伝い願いました。
 
 出囃子のタイミングが控え室の絵本の部屋では分かり難く、生のお囃子に慣れるとダメですね。
 トリは恋生さんの「宿屋の仇討ち」。
 堂々とした体格(メタボ?)と、あのどことなく愛嬌のある顔立ちは、落語を安心して聴いていられますね。
 前回のふれあい寄席では、恋生さんの落語を楽しみに来たのに、と残念がられたお客様も居られました。
 源やんは色事師、色事師は源やん、源やんは色事師、色事師は源やん〜
 伊八ぃ〜! 伊八ぃ〜!
 特にこのネタのような時代ものは、生き生きして見えてくるのは私だけ。

 来月は剣助くん(芸名は未定)の復帰や、出前なんかも増え、いよいよ春本番です!