ところ 八角園舎

とき  平成21年9月27日

第21回はっかく寄席

噺の会じゅげむ 定期公演

活 動 報 告

 冷暖房禁止の会場。草野球の声が聞こえる為窓は閉め切っていますが、9月最終週ともなれば、なんとか二時間耐えられる、かな?
 かずのこさんと格闘技の話になり、見るのが好きなだけかと思っていたら、ご本人も空手を以前されていたそうです。当時整骨院に通っていて、「この仕事いいな」と思ったそう。 
「かずのこさんは、僕と同類かと思っていたのに。。。」(恋生さん)
 なんと今日の二番太鼓は、笛入りでした。めじろさんの肩の具合もかなり回復してきて、「ここの合図がわからない」などと言いながら、お客様が入られる前に二人で合わせていました。その様子を余裕で眺める十七吉さんです。
 控え室の二人。う、着物の幅が・・・。めじろさんが「休んでいる間に太った、身体がなまった!。」と言っているため、彼の自宅近くに職場がある恋生さんと、「二人、一緒に運動しよう!」(←周囲の声)
 トップは紫亭式部さん。演題は、『鉄砲勇助』です。
 最近は毎回打ち上げの席で、「今度は、いついつ四国に行ってるから」と話しています。四国巡り以外の日もお忙しく、来月には倉敷観光大使の俗曲師・檜山うめ吉さんのイベントで、トークショーにゲスト出演予定とか!
 お次は、吉備家めじろさんによる、『出来心』。
 全てやると40分位になる噺ですが、江戸では前半をこの形でかけることが多く、後半は上方の『花色木綿』。肩の故障は時間がかかっていますが、小倉出張所のさんさん寄席出演、他県の落語会に行ったりと、鋭気を養っているようです。
 中トリは、三田家恋生さん。『猫の皿』、先週高槻でやったネタですね。
 大阪本店の感想を聞くと、夫婦声を揃えて、「大阪の人、皆さん上手い!」「お客様が“誰のファン”、ってのが見ててはっきりわかる。」と言ってました。恋生さんも岡山で、かなり人気もんですよ〜(特に子どもに☆)。
 いい写真ですねー♪ 受付で、
 ふれあい寄席のチラシを持ったお客様に、「この会場まで、歩いてどの位ですか?」と尋ねられ、「5時間位かかりますよ。」と真面目に答える恋生さん。どう考えても早島駅からでしょ!と奥様と十七吉さんにつっこまれていました。
 珍しく前で話している十七吉さん。
 中入りで、スタッフとして関わる長唄のライヴと、ご本人が出演予定の演奏会の宣伝です。「岡山三曲演奏会」は、10月12日(月・祝)岡山市民会館で開催、おかやま国際音楽祭、来年は国民文化祭の行事となる演奏会です。
 中入り後は、世間亭廣加郎さん。演題は、『長短』です。
 マクラやご本人の普段のペースからすると、のんびり屋の方が相当難しそうなこの噺。瞬時の切り替えが絶妙でした。煙草を吸う仕草では、初めて落語を聴く男の子も興味津々。時折拍手も。
 楽屋は三者三様。もしかして仕事?何かつけている恋生さん。くつろいで廣加郎さんの落語を聴いている式部さん。立ったままで放心状態?か、ネタ繰り中?のかずのこさん。
 今日の主任は、讃岐家かずのこさん。演題は、『竹の水仙』です。
 以前打ち上げで、こういうネタは合う、合わない、という噺を周りの人がしていましたが、かずのこさんにとってもこのネタは、「こういう噺もやった方がいいかな、と思って」というネタ。前回とはがらりと異なり、笑い所の多い形になっていました。