ところ 八角園舎

とき  平成22年3月7日

第24回はっかく寄席

噺の会じゅげむ 定期公演

活 動 報 告

 先週温かい日がつづいたと思えば、寒の戻りで冷たい雨模様の一日となりました。
 ふれあい寄席から中1週間と、余韻に浸る間もない今回のはっかく寄席でした。
 座布団が色とりどりの華やかさで、使い捨てカイロで少しでも暖をと、お客様を迎える準備に大忙し。
 剣助くん一年半ぶりの八角園舎での高座です。なぜか皆に思わず笑顔がこぼれます。
 長机を横に並べて、その上にすのこ、ハッポースチロールをのせて、、、この10センチ程がこだわりなんです。奥に段差があるので、踏み間違うとたいへんです。
 若助くんも見えて、初代桃助と2代目桃助が揃って。そういえば若助くんも生徒会長になったとか。
 背の高さでは2人ともりっぱな大人
 今回もまた大倉さんに受付をして頂いてます。
 プログラムと使い捨てカイロをお渡ししてと、大忙し。
 開演前からお子さん連れが多数いらっしゃり、52名と席もほぼ埋まりました。これも剣助くん人気か!
 式部さんの前説で始まり始まり〜
 トップは剣助くんの「酒の粕」
 H高校に通っているからといって、頭が良い訳ではありません、と謙虚なマクラから入り、ハンドボール部でのゴールキーパーとして活躍、顔面セーブは快感になりつつあるとか?
 高校生らしい素直さがマクラから本題までウケている訳でしょう。「酒の粕」でそないウケるか。

 廣加郎さんの「買い物ぶぎ」
 「森の香りの芳香剤はいいけれど、今度森に行った時便所思い出すな。どこの森?ヨーロッパか、じゃぁいいや、当分行く予定がないから。」
 「あの美味しい猫缶って、誰が美味しいって言ったんだ?」
 本当にこのお客って買う気があるのか、からかい半分なのか?とにかく厄介な人物には間違いない。
 中トリはかずのこさんの「手水回し」
 長い頭(長頭)の源助って、現に居そうに思えてくるのは私だけ。
 この長頭回しは子供たちには大ウケで,、こういった大きな仕草はかずのこさんにピッタリですね!
 式部さんの「相撲場風景」
 本人も大好きだという大相撲。朝潮龍や白鵬、理事長批判から外国人力士、長島茂雄から民主党まで、式部さんお得意のメッタ切り。どこから本題なのか分からなくなりそう。
 おにぎりを食べるのかと思たらションベンしたいやなんて、人間の本能だからこそ面白い。式部さんのお得意?
 トリはめじろの「口入屋」
 口入屋からの紹介で女子さんが来ることになったが、今回に限って別嬪の女子を連れ帰ることになった丁稚さん。目見えに来たとたん、店の中はてんやわんやに。さて番頭の思案どうりになるのやら、、、

 初めて仕立てた紋付の羽織を着てみました、ちょっと上手そうに見えて良い気分です。
 2箇所ほどペラペラとしゃべる、タテ弁と言うのだそうですが、ここが前半の見せ所であり、やはり難しい。次回はハメモノ入りで挑戦したいし、銅鑼もあればいう事なし。
 若助くんも夏に向け出演も予定されてます。彼ら若手が来るとお客さんもお子さん連れが多く、雰囲気も華やいで盛会で終えることができました。