活 動 報 告

噺の会じゅげむ 定期公演

第3回八角寄席

とき  平成17年3月6日

ところ 八角園舎

数日前から寒さが戻り、みぞれも降るなど、少し肌寒い岡山市内です。同じ時刻に、マスカットスタジアムで阪神−西武のオープン戦をやっていましたが、ものすごく寒かった〜(観客席も、試合内容も)と知人が言っておりました。ちなみに彼は阪神球団広報の横谷さんの同級生なんですよ。
今回も大阪本店からの応援をお願いしています。男性が増えると準備もあっという間ですね。
何々?みんな楽しそうに何を取り囲んでいるの?あ、サゲと出囃子の確認ね・・・。
初めて岡山支店にお目見えのめぞんさん。練習からパワー全開なのは、若さゆえですねぇ。その横で絵本を見ているメンバーも。
さて、小桃さんの横にいるのは誰でしょう?本店お茶子の小てるさん似の人?いぃやぁ、小桃さんの妹じゃねぇん?
初めてトリを務める凡々さん。気合いの入った練習ぶりです。左手に写っている柱も八角形。何十年もの間、抱きついたり登ったりと、子供達に愛され続けてきた柱です。
二時前にご来場の方はなんと二人!図書館前で呼び込みとチラシ配りをして、少し遅れて開演です。あれ?トップバッターはめぞんさんじゃないの?
大阪から運転手として来られた寿亭司之助さん。せっかくなので一席お願いすることに。予定外で代表の噺が聴けるなんて、今日お越しのお客様はなんてラッキーなんでしょう。演題は、『酒のかす』です。
お次は花乃家めぞんさんによる、『勝々山たぬき』です。どんな手をつかっても勝てない相撲取りが、「勝って勝って勝ちまくる」という願いを込めて、“勝々山たぬき”という名に改名します。果たしてその結果は・・・。噂には聞いておりましたが、格闘技系ってこういうことだったんですね!
三番手は、吉備家めじろさんの『商売根問』です。ツボを押えた軽快な調子で、今回はかっぱを釣ろうとして笑い者になる所まで演じました。呼び込み中、「落語って、頭を丸めたような人がやってる、あれ?」と尋ねられ、「そういう人もいます!」と即答の私達。
続いて前回のふれあい寄席同様、会話から入る斬新なマクラの潮吹亭くじらさん。ドラえもんはドラ焼きの皮と餡のどっちが好きか、等のなぞなぞにお客様もしきりに感心しておられる様子。「じゃおもしろい狸の話をしてやろう」と『狸のさいころ』の噺へ。
お茶子の小桃さんです。途中、「あれ、次の噺って見台要ったっけ?聞いてくる〜」。その位のんびり和んでしまうんですよね、この会場って。
ひざがわりは讃岐家かずのこさんによる『桃太郎』です。マクラを昔話の小噺シリーズでやっていましたが、さすが図書館へ来られる方々が相手だけあって、かなりの好反応。良い感触のまま、噺へ。子供が父親に解説する所も、「ホーッ」という声が上がってましたよ。
今回初めてトリを務める笑皆亭凡々さん、演題は『天狗裁き』です。奉行や天狗の演技など、堂々としたものでしたが、ご本人は大緊張だったそうです。
笑顔の八角園舎館長さんと、初めて落語を聴くという職員さん。いつも会場準備から片付けまで、大変お世話になっております。十七吉さんは何をメモしているんでしょうか。
見てもいない夢の内容を追及される主人公。「私は何も夢なんて見てまへん、勘弁して下さいよ!」と懇願している表情でしょうか。普段あまりお酒は飲まないという凡々さんですが、この日はビールを飲んで早々にお休みになったとか。心地よい疲労感、だったんでしょうね。
早い時間なのでサンデーサンの軽食で打上げです。大阪本店からの応援があると、普段岡山のメンバーだけでは気付かない、いろんな感想やアドバイスがあり参考になります。めぞんさんはドリンクバーの機械操作で奇声をあげ、ここでも注目の的だったようですよ。次回4月のふれあい寄席では、落語以外のゲストも登場します。請うご期待☆※★