ところ 八角園舎

とき  平成23年5月15日

第30回はっかく寄席

噺の会じゅげむ 定期公演

活 動 報 告

 5月の好天にめぐまれた日曜
 入り口には、こいのぼりと雛あられ、でお客様をお迎えいたします。
 トップはめじろの「煮売屋」です。
 うまの合いました2人の男がお伊勢参りをしようというので、やって参りましたのが街道筋
 上方の落語家は入門するとまずこの旅の咄を習います。『東の旅』と呼ばれるお伊勢
 参りの道中記の中の一編で、江戸落語では『二人旅』とも言われます。

 2番目はかずのこさんの「代書」です。
 枝雀さんのポンでーすで終るのではなく、大食会で新聞に載ったのをオチにもってくるなど、
 工夫がみられます
 それにしても新調した赤の着物が鮮やかですね。
今回から1時半開演ということで心配してましたが、無用だったようです。
パーテーションの配置など微妙に変更してます。十七吉さんからは演者はよく見えるようですね。
結太さんの「うなぎ屋」の予定でしたが、お酒の小噺で終ってしまいました。
というより「うなぎ屋」がまだ覚えきれてなかったのでしょうか、岡山の三平と呼んで下さい。
一昨日山陽放送ラジオに生出演し、寄席の宣伝もしていただきました。
 膝がわりは廣加郎さんの「夏どろ」です。
 新米の泥棒が入ったのが貧乏長屋。蚊燻しを焚きっ放しにしている家、火の用心が悪い
 と、消して中に入ると男が一人で寝ている。博打で巻き上げられて一文なしのこの男、度胸が
 すわっていて逆に金をせびる始末。かえって泥棒に同情したくなるのは私だけでしょうか。
トリは式部さんの「寄合酒」です。
町内の若い衆がめいめい持ち寄ってお酒を飲むことに。一升の酒を持ってくるもの、鯛、棒鱈、数の子、鰹節、、、まともに持ち寄るものが無く、また料理となるとテンヤワンヤに。
料理は式部さんにお任せを。

小桃さん親子(ほのかちゃん)も入っての集合写真となりました。