今年初めての「はっかく寄席」。
 昨日は岡山の一大イベント、西大寺会陽
が行われ春まであと少しといったところ。
 朝から曇りがちで、冷たい日曜の午後。
建物も春に向けて衣替えでしょうか、、、

 
 この広い空間にどれだけお客さんが来られるか、期待と不安が頭をよぎるんですよね、この瞬間は。
 いつものように舞台を手際よく組み立ててます。
 やはり寒さがこたえますね。
 ネタのオチを確認をしながらの談笑。
 凡々さんは自宅からストーブ持参で駆けつけてくれました。それにしてもあ〜さむ
 この絵本のある部屋だけは、暖房があり控え室としては申し分ないのですが、、
 この時点ではまだまだ皆リラックスしてる様子。凡々さんは特に、、
 図書館前での呼び込みの中、神戸の志まねさん(自宅は茨木でしたっけ)がお越しいただき、嬉しいやらはずかしいやら
 トップは恋生さんの「ももたろう」
 岡山にちなんだネタを、、ということでチャレンジされたそうです。
 やはり上方とは違いますね。同じネタでも上品に聞こえてしまうような気が、、
 この着物も初ですか?
 八角園舎の所長である吉田さんと、受付をしている小桃さん。それからビデオ撮影の天秤座さん(写ってませんが、、)
 受付で使い捨てカイロをご来場のお客様にお渡しいたしました。
 どうなることやらと思ってましたが、呼び込みの甲斐もあってか26名の方にご来場いただいての開演です。
 2番目はかずのこさんの「竹の水仙」
 今回は人物描写に心掛けてされたとか、

 一文無しのお客とおもいきや、なななんとあの有名な左甚五郎でありました。 
 時代ものの噺って、やってると楽しいですよね!これって笑福亭鶴光さんのバージョンですか?」

 今回お手伝いいただいたパンフルートの今井さん、手帳を片手に曲の構成を検討中?
 曲はすべてご自身のアレンジで、全て頭の中にあるそうです。
 中トリの凡々さんによる「饅頭こわい」
 光っつぁん饅頭を放り込まれて「キャーバタバタ、キャーバタバタ}。ここって難しいですよね。やってる本人が照れるとダメだし。
 次回は狐に騙されるところなどを入れてのロングバージョンでお願いします。
 いよいよパンフルート(竹笛)の演奏「夕焼けこやけ」へと、、
 澄みきった、きれいな音色がこの八角園舎全体に響きわたり、心が洗われるような、、
 巧みな話術で人を惹きつけるところなど、さすがは慰問での経験豊富さですかね。

 オカリナや横笛も間にいれて、、
 パンフルートはすべて自作だそうで、自宅近くからとった竹を材料に。
 もっと多くの方にこの笛の存在を知って欲しいと〜あなたも一度吹いてみませんか?


 最後はめじろさんの「池田の猪買い」
 やってて楽しい冬の代表的なネタの一つですが、岡山でやるうえで地名を代えるのがいいのか、池田の説明からするのがいいか、今一度考えないと。
 鉄砲で猪を撃つところが見どころですかね。
 打ち上げは和風レストランにて、
 鍋物あり丼ものあり、奥は落語談義、手前ではアウトドアスポーツの話と食べ物や話題はそれぞれ違いますが、一人でも多くの方に寄席に来て楽しんで頂きたい、その気持ちは同じです。
 今回は偶然にも、竹に始まり竹に終わる寄席でありました。今年も岡山支店をご贔屓に!

ところ 八角園舎

とき  平成18年2月19日

第6回はっかく寄席

噺の会じゅげむ 定期公演

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