活 動 報 告
噺の会じゅげむ 定期公演
第9回 ふれあい寄席
とき平成16年5月30日
ところ ゆるびの舎 二階研修室
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会場準備も皆慣れてきて、早くなりましたね。 |
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ポールと板で仕切り(着替える場所)を作っている所です。かずのこさんは商売道具の手を傷付けないように、軍手を用意していますね。(手タレ、ではありません。念のため・・・) |
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本店のお茶子さん、天乃小てるさんが初めてふれあい寄席に来てくれました。 |
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で、その仕切りの向う側はこんな感じです。冷房を入れていましたが、雨が降らなかったかわりに演者の方にとっては大変蒸し暑〜い一日となってしまいました。 |
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女三人寄れば何とやら、と言いますが、舞台の最終チェックでもしてるのでしょうか。この日は珍しく見台・膝かくしの使用がありませんでした。あぁもったいない・・・ |
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大学の落研出身の凡々さん。30年ぶりに当時のノートを見ると鉛筆書きだったため、消えて読めない箇所があるとか。でも、貴重な財産ですね。 |
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右スミの人影がみえる所が図書室、左に行くとお風呂、1階にはスタインウェイフルコンサートピアノを所有する大ホール。この日はバイオリンコンサートがあったそうです。 |
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出囃子のテープを準備するかずのこさんと、初舞台を前に緊張した面持ちの笑皆亭凡々さんです。 |
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岡山支店初登場の、“じゅげむ半被”で受付けです。 |
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さぁ本番です!マクラでも「30年ぶりで・・・」と大変謙遜されていましたが、ブランクを全く感じさせない凡々さんの『色事根問』です。女性にモテる秘訣を教わる噺で、どことなく大人の色気(?)を発揮する凡々さんです。 |
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二番目は、讃岐家かずのこさんによる『阿弥陀池』です。「阿弥陀が行け」「糠に首(釘)」の二つの洒落がよく仕込まれたお噺です。主人公がどうにかして誰かをひっかけてやろうとウダウダ言う様子を、小気味良いテンポで進めて行くかずのこさんです。 |
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真剣に聴いているトリのくじらさん、小てるさん、小桃さんです。男性なので対丈で着るとはいえ、演者の皆さんの早着替え、着物の仕舞い方はさすがですね。 |
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お次は一年前のふれあい寄席でトリをとった阿遊亭弘遊さん。演題は百人一首のお噺『千早ふる』。「千早ふる、神代も・・・」の句の意味がわからず、相撲取りと千早太夫という花魁の話をでっち上げてしまいます。是非次回は落語+マジックでのご出演を期待しています! |
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ひざがわりは吉備家めじろさんの『桃太郎』です。子供を寝かしつけようと昔話をする父親が、子供にやり込められてしまう噺で、わかり易い笑いで慰問でも好評です。この組立て式の舞台や見台・膝かくしを作って下さった、めじろさんのお父様もお越しでした。ご両親を前にして、いつもと違った緊張感があったでしょうね。 |
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本日のトリである潮吹亭くじらさん、演題は桂米朝師匠の創作落語『一文笛』です。スリのお噺ですが、「銭のない子はあっち行ってや」と言い放つ店のおばあさん、元士族の貧しい一家など、日本が豊かでなかった頃の人々の息遣いや人情が、くじらさんの演技を通じて伝わってきます。お客様もうなづきながらじっくりと味わっておられたようですね。 |
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着替えようとするくじらさんを「ちょっと、待った!」と引き止めての、記念撮影デス。今回は約30名のお客様にお越しいただきました。凡々さんのデビューに加え、続けて来て下さるお客様も増え、好感触の会となりました。 |
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今回は「あずまや」で打上げです。寿司に天麩羅、うどん・・・と落語の後の和食はいいですね。会場では今回からプログラムを作ってお配りしています。その文章を特集の“じゅげむ四方山話”に載せていますのでそちらもご覧下さい。次回は初めての企画となる八角寄席です。多くの方のご来場をお待ちしております。 |