ところ 吉備公民館
とき  平成21年11月29日
活 動 報 告
噺の会じゅげむ 定期公演
第3回きびきび寄席
 第3回目になる吉備公民館での年1回のきびきび寄席。暑すぎない日ということで11月末に!
 プロの高座に負けないくらいの高座です。
 舞台ソデからの歩く距離が長いので、慣れないと、それだけで緊張しますが、ちょっと良い気分でもあります。
 今回のゲストが若助くん。お母さんと弟、それに祖父母までお越しいただき有難いですね。「あまり稽古をしてなくて」と心配されてましたが、当の本人は落ち着いたもの。
 十七吉さんは三味線やお琴だけでなく、昨年末に始めた日本舞踊のお稽古にも忙しい様子、発表会が近いとか。
 「七度狐」のハメの打ち合わせ中です。
 社中として2度目のネタですが、慣れてるとかえって止めるところを間違えそうで、油断大敵!
 凡々さんの奥さんには受付までして頂き、開演後にはお仕事でしょうか、2時過ぎに帰られました。申し訳ない限りです。
 浩輔さんには社中で鉦を急きょやって頂きました、器用ですね。
 トップは金光亭若助くんの「はてなの茶碗」。時間はなんと15分であげるという、そのこと自体もすごい。
 中学2年で身長が180センチ、昔のかわいらしい頃の「転失気」のイメージがどうしても忘れなれませんが、今回の大ネタに上手くなったとの声。
 2番手はかずのこさんの「花色木綿」
 今日の出演者の中では若助くんの次に若いかずのこさん、まさか高校生には見えませんが、、、
 このネタはかずのこさんに合っている、との声がもっぱらで大ウケでした!
 中トリは式部さんの「池田の猪買い」
 マクラでは麻生首相や朝鮮中央放送の語りのモノマネで笑いを誘い、「在日の方ゴメンナサイ悪気はないんです」。
 思い入れの強いネタで鉄砲を持つ仕草にもこだわりが、、これって誰のやり方か分かります?枝雀さんだそうです。
 新調の紋付羽織を着て「いつ脱ごうか?」「紐の結びはこんなもんで?」と思案中。
 4番手は凡々さんの「七度狐」
 「色が黒いから分かりませんが緊張してるんですよ、綺麗な人に話すつもりでやると、そうでもないんですが今日は、、、」
「深〜いか、浅いか」ハメモノと合うか心配されてましたが、良かったのでは。つまりは演者が楽しんでやれれば、それが一番ですよ。
 きびきび寄席のプロディースと、本日のトリである廣加郎さん。
 出囃子「中の舞」で出れることに喜ばれてました、社中としては嬉しい言葉です。

 
 トリの廣加郎さんの「厩火事」
 廣加郎さんの演じるお咲さんは旦那にとって素敵でいじらしい女性ですね、ご自身の理想を演じてるのでしょうか?旦那のことではありませんよ。