とき  平成18年8月18日
大元公民館での落語会、日記
 8月18日曇り                            BYめじろ
 朝8時、突然の電話で目を覚ます
「交通事故で今日は行けなくなりました」と池上会長から、、
 頭は起きてなくとも事の重大さに気付き、廣加郎さんに電話を入れる。
 まだ打つ手はあると、マジックをされてる方へ電話をいれるが、開演2時間前ではさすがに無理だと悟る。ネタを増やして時間を稼ごう、、
 朝起きて「代脈」のネタをくるつもりだったが、急きょ2ネタ目の「桃太郎」をくることに。あ〜頭が重い。持っていく物、忘れ物はないか、朝ごはんは、時間がない、コンビニでも寄ろう。
 公民館へ着くと廣加郎さん剣助くんがすでに到着、舞台もほぼ完了。やはり30分前では遅いか、自分の几帳面さに少々凹む。
 
 プログラムは急きょ以下のように
 「代脈」
 「ちりとてちん」
   中入り
 「桃太郎」
 「へっつい幽霊」
 
 館長と挨拶をし、出囃子の段取りのあと、控え室で着替えながら落ち着く。
 剣助くんは袴姿、剣道で着慣れているという、さすがだ。私も持ってはいるが着方がよく分からない。
 会場へ行くとお客さんがすでにお待ちかね
 廣加郎さん、剣助くんとも落ち着いてる。
 私はというと片手にネタ帳を、だいたい今はどっちを覚えるべきか、しょっぱなの代脈か。ごっちゃになりそうだ、、ざっと「桃太郎」の流れだけを覚えよう、、こういう時はネタ帳は便利だ
 まず館長の挨拶で、池上会長のマジックが急きょなくなったことを知り、お客さんの残念そうな声が聞こえてくる。まー仕方ないか!
 一番手は私の「代脈」、仕込みはいまいちだったが、バラシでうけた、よく聞いて頂いてるいいお客さんだ。
 二番手は剣助くんの「ちりとてちん」、仕草が多くてとても難しそうなのにこなしてる。前回の寄席では「時うどん」と時間が無いのにとても意欲的だ。廣加郎さん曰く「よく稽古が出来ていて、自分なりの工夫がみられる」と、、
 中入り後再び私の「桃太郎」,小噺はよくウケた。ネタはとい
えば、細かいところは抜けたものの、なんとか最後までたどり着けてホッ。思い出しながらだったので、目は泳いでいたのでは、、、
 トリは廣加郎さんの「へっつい幽霊」、幽霊が出てくる時の滑稽さが何ともいえず面白い。初めてちゃんと通して見た。上手い人のを見るとやってみたくなるのは、何故だろう?
 剣助くんの一生懸命で素直な演技と、廣加郎さんのどっしりと重みのあるトリにふさわしいネタで締まった落語会に。トラブルがあったにせよ、出来ることはやったので満足の1日でした。ただ池上会長の様子が心配、また一緒にできる日を楽しみに!
大元公民館での落語会
とき  平成19年11月9日
 こちらでの落語会は今年で5回目です。初回は岡山大の落研と合同でやったのが、つい先日のことのように思われます。その時は、うちの演者が数名だったと、、、
 十七吉さんに三味線でお手伝い頂きました。後ろの大太鼓もご自宅からのご持参でした。
 出囃子の演奏やハメモノなど、準備に余念がありません。受講生の方から落語をやってほしいとの声も、、、
 トップは廣加郎さんの「子ほめ」です。
 落語講座の受講生がこのネタをやることもあり、あらためて覚えたとか。
 「子ほめ、は前座噺でありながら、いろんな要素もあって難しい」と。
 上方と、内容はほとんど変わりませんね。
 お次は凡々さんの「寝床」であります。桂文楽さんの「寝床」を参考にされたとか。
 2度目ということで余裕もあり、まさかネタを忘れるということは無いですよね。ネタ帳はいつも舞台そでに置いての高座です。
 津山奇術同好会、池上会長によるマジックです。
 会う度に新しいモノを見せて頂き、私たちも楽しませて頂きました。ちょっとした小物はご自分で作られてて、創意工夫には感心します。
 トリは私の「池田の猪買い」です。
 吉朝さんのを参考にしてまして、私の中では今も健在に演じていらっしゃいます!
 ハメモノ「雪合い方」を入れてもらったりと、少し上手くなったようで楽しくやれました。